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フッ素について

歯の表面は常に脱灰、再石灰化を繰り返しています。脱灰とは歯の表面が溶けることで、主に糖類摂取によります。再石灰化とは歯の表面がカルシウムで修復されることで、主に唾液に含まれるカルシウムで修復します。

フッ素は歯の表面の結晶であるハイドロキシアパタイトをより硬いフルオロアパタイトに変化させる作用があり、虫歯から歯を守ります。特に有効なのが高濃度フッ素の塗布ですが、処置後30分間は残留フッ素を吐き出さないと中毒症状(嘔吐、吐気、腹部不快感など)を起こす危険があります。

その為、小さいお子さんには不向きな方法となりますので、当院ではもっと手軽に確実に虫歯予防する方法としてフッ素洗口法をお勧めしております。フッ素洗口法とは、低濃度のフッ素溶液10ccを口に含み約1分間くちゅくちゅし歯全体に行きわたらせたら吐き出し終了。うがいをしたり、唾液を吐き出したりしなくて良い簡単な方法です。

フッ素洗口液は全て飲み込んでしまっても中毒を起こさない濃度ですので安全に虫歯予防ができます。ハミガキ後のフッ素洗口がより効果的なためお勧めです。

当院では、濃度450ppmのフッ素洗口液を販売しております。くちゅくちゅうがいができるお子さんならだれでも使用可能ですが、3~5歳までは5ccの水で半分に薄めて225ppm、小中学生は原液をそのままお使いください。キャップが軽量できるようになっていますので簡単に濃度を変えられます。洗口液は1本(250ml)で860円、約1~1.5か月使用可能です。

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